いまだ収束を見せない、新型コロナウィルス。
これからはAFTERコロナ、WITHコロナとして生活を共にしていかなくてはいけません。
そのような中、どのように旅行やレジャーを楽しめばいいのでしょうか?
三密にならない観光地選びが大前提ですが、安心安全の移動空間も必要です。
マイクロツーリズムとは
新型コロナウイルス感染症の流行で、外国人旅行者が激減してしまったことによって国内の観光産業が打撃を受けました。
その国内の観光産業を回復させる手段として、近場の国内旅行の魅力を見直してもらい、旅行に行ってもらうことです。
このマイクロツーリズムは星野リゾート代表の星野佳路さんが提唱したものです。
マイクロツーリズムで近くのお出かけ
新型コロナウィルスの流行により長距離や長時間の移動に不安を感じたりする方も多いと思います。
だからこそ、近距離・短時間のお出かけが人気になっています。
とはいえ、いくら近距離・短時間の移動であっても三密であっては意味がありません。
公共交通機関だと三密になったり、人との接触頻度が増すのでリスクがあがります。
三密を避けるレンタカー活用
人との接触頻度を避けられ、比較的三密にならない移動手段は自家用車での移動ではないでしょうか?
自家用車が無い場合、自動車での移動が可能な方法はレンタカー、カーシェアリングです。
そこでレンタカーとカーシェアリングで、ノートを借りて120km走行した条件で比較してみましょう。
レンタカー
レンタカーは、比較的長時間の間で利用するのがお得な傾向があります。
100円レンタカーでノートをレンタルする場合の料金は以下の通りです。
- 6時間 3,700円(料金2,400円、ガソリン代1,300円)
- 12時間 4,600円(料金3,300円、ガソリン代1,300円)
- 24時間 5,800円(料金4,500円、ガソリン代1,300円)
- 48時間 9,700円(料金8,400円、ガソリン代1,300円)
レンタカーは、別途ガソリン代は利用者が支払います(燃費は1ℓ12km走行、1ℓ130円で計算)
1回の貸出毎に車両の清掃・消毒などを行うので、比較的安心してレンタカーは借りられる移動手段になりそうです。
カーシェアリング
近年、人気が高まってきているカーシェアリングですが、短時間の利用だとお得な傾向になります。
タイムズカーシェアでノートを借りた場合の料金は以下の通りです。
- 6時間 8,740円(料金4,290円、入会&月会費2,530円、距離課金1,920円)
- 12時間 10,940円(料金6,490円、入会&月会費2,530円、距離課金1,920円)
- 24時間 13,140円(料金8,690円、入会&月会費2,530円、距離課金1,920円)
- 48時間 18,640円(料金14,190円、入会&月会費2,530円、距離課金1,920円)
入会金 1,650円と月額料金 880円(個人プラン)の合計 2,530円が最初にかかります。
カーシェアリングは、ガソリン代が込みですが走行距離に応じて金額が加算されます(1kmにつき16円)
清掃などは10日~2週間程度に1回の割合になるので、その間に何人が借りているか不明なので、安心はできない移動手段になりそうです。
以上が簡単な比較です。
行金を同条件で比較した場合は、レンタカーよりカーシェアの方が2倍近く高い金額になってしまいます。
しかしながらレンタカーとカーシェアリングの一番大きな違いは、レンタカーはお店が空いている時間に貸し出しと返却を行うことが必須です。カーシェアリングは無人で貸し出しと返却を行うので、営業時間に関係なく夜中でも借りられることでしょう。
マイクロツーリズムはレンタカーで
AFTERコロナ、WITHコロナと言われる中、国内の旅行が見直されるきっかけとなったマイクロツーリズム。
遠方・近県・長時間・短時間に関わらず、新型コロナウイルスに感染しない為にも、さらには感染拡大させないためにも三密にならない行動が必要となっています。
そんななか、自身の身と近親者の身を守るためにも、比較的安心安全な移動手段で旅行やレジャーをレンタカーで楽しんでください。