「免許取りたて」でもレンタカー借りれるの ?
こんな質問をいただきます「免許取得して1年未満の初心者なんですが、レンタカーを借りる事はできますか?」
基本レンタカー会社では「免許取得すぐでもご利用可能です!」ただし条件があります。
そんな初心者、免許取り立ての皆さまへお答えする内容です。
※こちらの記事もご用意いたしました。
「免許取りたて」でもレンタカー借りれるの ?
私事ですが、私自身「駐車場代が高い」のと「維持費が高くつく」という理由からマイカーは持たず電車で目的地に行き、そこから行きにくい場所へはレンタカーを使っています。
そんなレンタカー活用をしている私、先日友人が運転免許を取りました。
つね日頃から「レンタカー派」である私の話を聞いているその友人も、免許取った次の日に近所のレンタカー店で初のレンタカー体験をしたそうです。
つまり「免許取りたて」でもレンタカー借りれたわけです
おかげでレンタカーを通じて、無事に近所をドライブしての運転経験や運転感覚を得ることが出来ました、今回はそのお話をします。
「免許取りたて」でも”条件付き”ならレンタカーを借りられる
運転免許取りたてでも、レンタカーの利用は可能です。
運転に自信の無い方でもお借りいただけるようレンタカー会社も工夫ししています
ですので、「免許取りたて」を理由にレンタカーを借りることを拒否されたり、割り増し料金を請求されるなどといったことはありませんのでご安心ください。
だだし2つの条件があります。
条件1:セーフティードライバーの同乗
「免許取りたて」の初心者がレンタカーを借りるための、ひとつ目の条件。
それは、「セーフティードライバーの同乗」です。
セーフティードライバーとは、「免許取得後3年以上の人」。
レンタカー会社では安全運行の観点から、「セーフティードライバーの同乗」を条件に貸し出しています。
「同乗」とうたっているのはレンタカーの助手席で運転のアドバイスできる状態を保つためです。
なお、「免許取りたて」かどうかを問わず、初回利用時は、保険証や直近2ヶ月以内の公共料金の領収書などの公的証明書類の提示が原則必要ですのでご注意くださいね。
(※料金に関しては、出発時の精算で、現金・クレジットカードが選べます。)
余談になりますが、近年レンタカーを利用した犯罪が多発するようになり、
過去に利用履歴のない初回利用で犯罪的な使い方をする事例がいくつもあったので、本人が確認できる書類が必要ということが強化されたようです。
レンタカーを利用した犯罪
- パチンコ店強奪
- レンタカー拳銃立てこもり事件(車内で自殺)
- 秋葉原通り魔事件
- 年金事務次官殺傷事件など
自分以外に運転者(副運転者)が同乗する場合は、その人の免許証のコピー提示や店舗への同伴が必要です。
この点はセーフティードライバーにもしっかりとお伝え下さい。
条件2:免責補償制度には加入できない
「免許取りたて」の初心者がレンタカーを借りるための、ふたつ目の条件。
免責補償制度には加入できないという制限。
条件を守れば免許取りたてでもレンタカーは借りられるものの、教習所とは違うので慣れない車幅や走る場所に戸惑って、あたふたしていると接触事故を起こしかねません。
その事故を補償してくれるものが免責事補償制度です。
ただし「免許取りたて」の初心者運転手は免責補償制度には加入できません。
その理由は、「免許取りたての初心者運転手」ほど、事故を起こすリスクが高いからです。
※事故が起きるリスクが高い乗員構成(免許取り立ての友達同士だけでの利用など)の場合は、お店の権限でお断りするケースもあるようですので、店舗に事前確認しておきましょう。
免責補償制度とは
自動車事故の際に「免責」といって、レンタカー車両5万円、対物5万円まではレンタカーの保険が効かないため、余所のクルマや建物にぶつけた場合は最高5万円×2(自車と相手方)までの修理費実費を払わなければなりません。
合わせて10万円の支払いというのは決して安くない金額ですね。
この支払いを免除できるのが免責補償制度というオプションです
免責補償制でレンタカー・ライフの安心して楽しむ
今後の「レンタカー・ライフ」を安全かつ安心して楽しむために役立つと思うので、「レンタカーの事故」についてもうひとつアドバイスします。
レンタカーをぶつけてキズ・ヘコミを与えた場合、接触・自損・キズ・ヘコミの大小にかかわらず、それはれっきとした「事故扱い」となります。
その場合、NOC(休業休車補償料金)として、自走できた時は2万円、大きな事故でレッカー移動となった場合は5万円+レッカー代がかかります。
言わば、レンタカーを修理する期間中の営業補償のようなものですね。
免責補償制度というオプション(料金は千円から数千円程度です)を借りるときに付けていれば、NOC(休業休車補償料金)だけの支払いで済みますが、免責補償制度のオプションを付けていないと、最大10万円の支払いが加わるというわけです。
安全運転を心がけて”楽しいレンタカーライフ”を!
結局、レンタカーを使う時は安全運転をしないと、レンタカー代金を軽く上回る弁償金や前科が発生する可能性を秘めているので、借りる前にどの道を走るかなどのドライブプランや体調を万全にしましょう。
初心者マークを付けて、気配りな安全運転でドライブを楽しんでください。
(レンタカーに限らず安全運転は心がけてくださいね)
まとめ:「免許取りたて」でもレンタカー借りれる?
「免許取りたて」でもレンタカー借りれる?
具体的には「免許取得して1年未満の初心者なんですが、レンタカーを借りる事はできますか?」
そんな質問に対するお答え
運転免許取りたてでも、レンタカーの利用は可能です。
だだし2つの条件があります。
- セーフティードライバーの同乗
- 免責補償制度には加入できない
安全運転を心がければレンタカーライフは楽しめます。
2つの条件はありますが、楽しいレンタカーライフにデビューしてみてくださいね。