レンタカーで事故、利用者の責任は?
世の中には乗り物が多くあり、歩いている時や自転車・車を運転している時にヒヤッとしたり、危ないって思った経験ありませんか?
生活をしている以上、全ての人はどこかで事故に合う可能性を秘めています。
この統計をご存知ですか?
一生の間に死亡事故に合う確率です。
危険と思われる飛行機は0.005%とかなり低いです。
対して自動車はなんと1%なんです。
車の事故に合う確率はそれほど高いという事です。
例えばこれがレンタカーを運転している時に事故に合ったらどうなるのでしょうか?
車の修理費を利用者自身で負担しなくてはいけないのでしょうか?
安心して下さい。
世の中には保険という便利なものがあり、その保険で修理費などを保証する事ができます。
レンタカーで事故を起こしたとしたら・・・。
基本的に全てのレンタカーは任意保険に加入する義務があります。
その為、事故を起こした際はこの任意保険で車の修理と怪我人の治療費が支払われます。
だから、安心してレンタカーライフを楽しんでください。
レンタカーの利用者責任とは?
一般的なレンタカーが入っている任意保険は対人・対物が無制限の物が多いですが、各レンタカー会社によって任意保険の補償内容が違うので注意しましょう。
ただし、このレンタカーの保険には免責額というのがあり、対人50,000円・対物50,000円の免責額がほとんどの場合あります。
免責額
事故などが起きた際に、車の修理費や怪我人の治療費などは保険会社から保険金が支払われますが、一定額分(免責額)の支払いはお客さま自身で行って下さいというのが免責額になります。
その免責額をなくす制度として、免責補償があり1日1,080円を支払うとこの対人5万円・対物5万円の免責額を支払う必要が無くなります。(各レンタカー会社によってことなります)
レンタカーを借りる際に各レンタカー会社から事故が起きた場合、利用者がどの程度の修理負担をしなくてはいけないか、丁寧に説明してくれるはずです。
この他にレンタカーを借りた場所へ戻すレッカー費用やノンオペレーションチャージなどがかかる場合もあります。
不明な点はレンタカーを借りる際に聞いておきましょう。
ノンオペレーションチャージ
ノンオペレーションチャージとは、別名:休業休車補償と言います。
これは何かというと、レンタカーで事故を起こすと修理をする為にレンタカーを貸し出せなくなります。
その為、レンタカーで稼げるはずであった金額を保証して下さいというものです。
仮にレンタカーを自走でお店まで持って来れた場合は一般的に20,000円、レッカーを使った事故の場合は一般的に50,000円のノンオペレーションチャージ(休業休車補償)とレッカー費用を支払わなくてはいけません。
このノンオペレーションチャージもレンタカー会社各社によって異なることがあります。
事故を起こした際の行動は?
もしも、レンタカーを借りている際に事故を起こしてしまった場合、どうすればいいのでしょうか?
レンタカー会社各社は、レンタカーを貸し出す際に事故を起こした際の連絡方法や注意事項を案内してくれます。
通常、事故を起こした際は以下の連絡や手続きが必要になります。
- 事故を起こしたら、怪我人の有無と安全の確認
- 警察への連絡
- レンタカー会社へ連絡
- 現場検証
- レンタカーの返却(事故を起こした時点でレンタカーの貸渡し契約は終了)
- レンタカーの修理費用など細かな相談
一般的にはレンタカーに車載ブックがあり、そこに事故対応の流れが記載しています。
その通りに行動すれば基本的には問題ないでしょう。
それでも不安な時は、レンタカー会社に次に何をしたらいいのか聞いてそれに従うようにしましょう。
事故を起こした場合のレンタカー契約は?
レンタカーで事故を起こしたら、その時点でレンタカーの貸渡し契約は終了します。
その為、レンタカーを迅速にお店へ返さなくてはいけなくなります。
レンタカーで事故を起こした際のまとめ
基本的にレンタカーは、任意保険に入る義務があるので、事故をした際の修理費や治療費はその保険でまかなうので安心してレンタカーライフを楽しんでください。
ただし、任意保険にある免責補償やノンオペレーションチャージなど注意しなくてはいけない点がありますので、分からない場合はお店で詳しく聞きましょう。