レンタカーでスピード違反をしてしまったら
ちょっとした買い物や国内旅行などで最近需要が高まるレンタカーですが、車を運転するからにはもちろん、安全運転は当然ですが、意外とやってしまう交通違反が「スピード違反」です。
特に、普段乗らない車種や観光地などのまっすぐな道でのレンタカーの運転は、運転に慣れているドライバーでも知らず知らずのうちにスピードが出てしまっていたり、制限速度の標識に気づかずにいたりするとあっという間にスピード違反をしていることがあるのです。
今回はそんなレンタカー利用でもしものことがあった時にどうなってしまうのか筆者の実体験もふまえて紹介していきます。
【実体験】レンタカーでスピード違反をしたらどうなるの?
実際にレンタカーでスピード違反をしてしまったらどうなるのでしょう?
まず、その場で警察に取り締まられたら、もちろん運転免許証を提示し、住所確認などされて、減点・反則金ということになります。
レンタカーを返却後でも反則金は後日、自宅に支払いの用紙が届き、支払うことになります。
私も3年前に実際、北海道旅行でレンタカーを利用した際に道端に待期していた警察官に、その場で取り締まられて後日、反則金を払うことになりました。
レンタカーの料金を超えた出費になります。
他の走行車両もなく、まっすぐな道ですと一般道の法定速度の60km/hは簡単に超えてしまうものです。
また、旅行の行程上、電車やフライトの時間が迫っていてついついスピードを出しすぎてしまったことも要因のひとつだったと思います。
結果、パトカーに追尾され、運転免許証提示・住所確認などで引き留められました。この時にお金だけでなく、時間も失い、翌年の運転免許証の更新時に免許取得以来無事故の証である
「ゴールド免許証」も失うことになったのです。
その場で取り締まれない高速道路などにあるオービスを光らせたらレンタカーも自家用車と同じように持ち主(レンタカーの場合はレンタカー会社またはレンタカー店舗)に警察からおよそ県内だったら早くて2週間ぐらいで連絡が来ます。
県外だったら遅ければ1カ月半後程でしょう。
一見、オービスの場合はそのまま逃げれるかと思ってしまう人もいるかもしれませんがレンタカー会社は警察からの連絡を受けた時点で過去のレンタル履歴を検索します。
そして、レンタカーのドライバーの運転免許証のスキャンorコピー画像やサイン、連絡先、住所を即座に調べますのでレンタカーのドライバーに警察への出頭及び反則金の支払いをお願いの連絡します。
連絡方法は電話で行うレンタカー会社もあれば、ハガキなどを郵送するレンタカー会社もあります。
よって、残念ながらスピード違反をしてしまったら警察やレンタカー会社から逃げることはできないのです。
レンタカーでもやりがちなスピード違反(速度超過)とは?
スピード違反は、正式な交通違反名を「速度超過」といいます。
速度超過の定義は、標識や標示で定められた最高速度(標識や標示がない道路では法定速度)を超過して走行することが違反となります。
超過速度は、1km/hでもオーバーすると違反、取締りの対象となります。
「超過速度10km/h未満なら捕まらない」とか思っている方も多いですが法律はそうではありません。
よって、普段から自動車を運転している方でもこれぐらいなら大丈夫だろうと思っているドライバーの方は要注意です。
法定速度とは?
標識や標示で最高速度が規制されていない道路では法定速度=最高速度となります。
普通車では、
・一般道:60km/h
・高速道路:100km/h
が法定速度となります。
レンタカーでも払う、スピード違反の反則金はどのくらい?
スピード違反は、超過した速度によって点数と反則金が異なり、スピード違反した道路が一般道か高速道路かによっても異なります。
反則金で金額表記があるのが「行政処分」になります。
「行政処分」での反則金は額が一定ですが、刑事処分の「罰金」はケースにより異なり違反時の状況により略式裁判などで処分が決定するので一定ではありません。
スピード違反ってどうやって取り締まるの?
スピード違反の取り締まり方法にはいくつかあります。
- ネズミ捕り
- パトカーや白バイによる追尾
- オービス
上記3つを紹介していきます。
ネズミ捕り
スピード違反の取り締まり方法の中で代表的なものが「ネズミ捕り」=「定置式速度取締」です。
あらかじめ、2地点に設置された器具の間を何秒で通過したかを測定して検挙する方法です。
パトカーや白バイによる追尾
パトカーや白バイによる追尾は最も検挙率が高い方法です。警察官が車両を追尾して違反を確認したらサイレンを鳴らして検挙しますので、違反時に言い逃れできません。
オービス
オービスとは違反車両を自動撮影するカメラです。
高速道路や一般道だけでなく住宅街などにも設置されている場合もあります。
余程のスピード超過をしなければカメラが反応することはありませんが注意は必要です。
どんな場所でスピード違反の取り締まりが行われるの?
スピード違反の取り締は、実際のところはある程度ターゲットを絞っているようです。
警察にとって都合の良い場所や、スピードを出しがちな道路などで取り締まっていることが多いようです。
- 警察署に近い道路
- 渋滞の少ない2車線以上の道路
- 制限速度が低い道路
- スピードが出がちなまっすぐな道路
- 先が見えない上り坂の頂上付近
- 高速道路
しかし、以上の場所に限らず、スピード違反の取り締まりは行われることはあります。
そもそも取り締まりの有無にかかわらず、スピードを出しすぎないよう安全運転を心がけたいものですが・・・。
【まとめ】レンタカーでもスピード違反したら自家用車と同様、レンタカーのドライバーが取り締まられる
レンタカーでもスピード違反をしたら自家用車と同様に
- その場で警察に取り締まられたらドライバーが減点・反則金の支払いが必要
- レンタカー返却後でも、反則金は後日、ドライバーの自宅に支払いの用紙が届き、支払う
- 高速道路などにあるオービスを光らせたらレンタカーも持ち主(レンタカーの場合はレンタカー会社or店舗)に警察から連絡が来る
- レンタカー会社は警察からの連絡を受けた時点で過去のレンタル履歴を検索し、ドライバーの運転免許証のスキャンorコピー画像やサイン、連絡先、住所が即座にわかる
レンタカーでは急いでいたり、慣れない道路や地域によっては速度制限の標識や表示を見落とし、ついつい速度を出してしまうこともあるでしょう。
しかし、スピード超過による重大な事故が後を絶たないのでスピード違反を取り締まる必要性が高いことも事実です。
取り締まりがあるからということだけではなく、常日頃から速度超過しないよう安全運転を心がけ、便利で楽しいレンタカーライフにしていきましょう!
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ただし、お気に入りレンタカーが借りれたからといってスピードは出しすぎないでくださいね!